ツムラの桃核承気湯エキス顆粒（医療用）（61番）は、血の巡りを改善する熱実証向きの強力な駆?血剤といわれています。

漢方の分野において熱の概念は発熱と熱証の2つに分けて考えるといいますが、発熱があるときでも感染症の初期で悪寒などがある場合はそれは熱証ではなく寒証と判断するので、体を温めて体温を上昇させて発汗させて治療するといった考え方になります。

熱証は必ずしも発熱を伴うものではなく、炎症を起こしやすい体質として判断されるケースが多く、自律神経および脳の興奮になどによる充血性の症状も熱証として考えられます。

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ツムラの医療用桃核承気湯エキス顆粒は、便秘や生理不順の漢方薬で、顔色が赤黒くて女性の場合は、月経前に激しいイライラがあって顔がのぼせやすい、さらに?血症状の強い人に処方されることが多いお薬です。

ちなみに、血液の流れが滞った状態を?血と呼ぶ、東洋医学の中では気・血・水の3つがバランスよく全体に行き渡っていることが最善であり、生命を健やかに維持している状態になると考えられているようです。

なお、この漢方薬は?血症状を取り除くのに効果を持つといわれているなど、このような知識もハル薬局のホームページで入手できます。